施術後について
リンパトリートメントやマッサージを受けた後に、怠さや不調を感じたり、一時的な体調不良となる場合がございます。その多くは、この項目でもご紹介する「好転反応」によるものです。
但し、だるさなどが一週間以上の長期間続いたり、特殊な症状・いつもと違った症状がある場合は、好転反応とは違う要因の可能性もございますので、適切な医療機関を受診してくださいますようお願いいたします。
好転反応とは
治療やセラピーなどの過程で一時的に起こる身体反応のことで、リンパトリートメントでも起こります。体内の悪いところが良くなり始めたり、鈍っていた機能が働き始めたりする時などに、体調が一時的に悪化する症状です。
期間や症状には個人差がございます
好転反応の期間は、通常は1~3日間ほどが一般的です。しかし、中には一週間近く好転反応が継続する方もおられます。また、好転反応による症状もさまざまで、どのような症状が出るかも人・体質により異なります。
具体的な好転反応の例
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だるさ・眠気・発熱・痛みなど
リンパトリートメントにより筋肉のこりが解消すると、リラックスするに伴いだるさや眠気が出ることがあります。発熱や痛みの症状など反応が強く出ることもあります。
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めまい・頭痛など
リンパトリートメントをすることで、リンパの流れ以外に血流も改善されます。血流がよくなると頭痛やめまいといった症状を引き起こす場合もあります。
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古傷の痛み
施術によって副交感神経が優位になることや、血流が回復することから、痛みが出やすくなります。
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吹き出物・湿疹・肌荒れ
顔などにリンパトリートメントを行った場合、吹き出物やニキビが出ることがあります。
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排尿・排便
リンパトリートメントでリンパの流れを改善し、老廃物の排出がスムーズになっていくと、尿や便の量が増加し匂い・色の変化などが起こることがあります。
代謝が活発になり毒素の排出を促す効果があるリンパトリートメントを適宜に行うと、副交感神経が優位になります。すると、だるさや排泄が活発になるなどの反応が起きます。その結果、ナチュラルキラー細胞が増えてきます。
このように、リンパトリートメントを行うとリンパの流れや血流が改善し、代謝が活発になり毒素などの排出を促す効果があります。しかし、特別な理由がないのにずっとだるさが続いて、いつもと違った症状がある場合は、好転反応ではない可能性があるので、がまんはせず医療機関を受診するようにしてください。